タイでの面白い事業運営(問題解決編)

手強いタイの文化と戦う日系企業の面白い体験をプログでご紹介します。生活・仕事の知恵作り,ストレス解消に役立てればと思います。

タイで働くこと

人事異動の季節です。タイから日本への赴任、或いは帰任もこの時期が多いのではないでしょうか。
 タイに赴任して3年から5年で帰任というのが一般的と思われます。何某かの使命を受けてやって来たものの、当初は文化の違いから多くの戸惑いを感じるものです。時間軸の違いは、その最たるものです。
 初志貫徹と頑張れば頑張る程、陥りやすいのが悪魔のスパイラルです。業務基盤が整っていない中で、成果を上げようとした時に中々思うように行かず気が付くと末端の実務をこなしている自分を発見してしまいます。
 日本では、部下に何某かの指示をすれば一定の答えが得られたはずなのに当地では何も出て来ません。指示の内容を一段階下げます、結果は同様です。
さらに、一段階下げます、結果は同様です。彼らは「はい」と言ってはくれるものの結果は思うように付いてきません。不信感と使命感が入り混じった状況で仕事の指示内容を下げていくことを私は悪魔のスパイラルと呼んでいます。
 ここから脱出するには、もう一度基本に帰る必要があります。経営とは何か、マネジメントとは何か、異文化とは何か、そして当地で成功するための要因は何か、最も重要なのはコミュニケーションと考えています。英語が話せる或いはタイ語が話せるといった言語能力ではありません。日本人は日本人であってタイ人にはなれませんし、そう思う人も少ない筈です。お互いが溶け合うことはありませんが、混じり合うことは必要なのです。お互いが分からない中で、分かり合おうとする姿が重要なのです。分かりたいと思っていない同士がコミュニケーションを出来る理由がないのです。
 日本人の持っている悲壮感はタイ人には受け入れ難いものと思われます。目的達成に悲壮感が付き纏った時に、コミュニケーションは瓦解しています。急がば回れです、仕事上の目的を共有し共に働く環境が出来れば著しい生産性の向上が期待出来ますし、成功事例も少なからず存在します。今一度原点に帰ってみましよう。

≪ マネジメントとはホーム回転の遅さを楽しむ ≫

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