タイでの面白い事業運営(問題解決編)

手強いタイの文化と戦う日系企業の面白い体験をプログでご紹介します。生活・仕事の知恵作り,ストレス解消に役立てればと思います。

タイでビジネスを行うこと2

 日本人の役割とタイ人の役割を明確に認識すること、どうもこれに尽きるようです。
 弊社マネージャー曰く、「日本人と同じように仕事は出来ない。ここはタイだから、それを受入れざるを得ない。考えるのは日本人、やるのはタイ人しか方法はない。」
 いつも陥るサイクルですが、考えることを期待すると、全く違う答えが返ってきます。この原因を、能力の差として認めているのです。
 ケースバイケースで対応が異なるような業務は考えるエンジンが必要な訳ですが、一朝一夕には当然出来ないのです。

 能力の差として認めているというのは凄いことです。これがスタート地点になればと期待するよりありません。

 

タイでビジネスを行うこと

 タイでビジネスを行うこと、彼らが理解出来ないことは実現出来ない、一方で理解育成だけではスピードについて行けない。
 グローバリズムの中での国際競争にさらされているのは外資企業であって彼らではないといくことが大きな前提です。素直な国民性と、ある程度安価な労働力が進出促進の原点のように思われます。
 従って、どうしても2重構造が必要になります。主要な意思決定は日本人が全て行うことになるし、またそれを無条件に受入れることが出来るわけです。一方で日常の意思決定もまた全て行う必要がある訳です。
 大きなビジョン美しい国日本では、大きな意思決定も孤独なものになるし、小さな意思決定との関係性は見えてこないので動きが伴わないことになります。
 一歩先のことを彼らに見せなければなりません。
 理解出来ないことは、具体的な行動につながらないということを改めて思い知らされました。

他者への配慮

 基本的に田舎育ちの方が、他者への配慮があるように思われます。日本も昔は子沢山で、子供は親が農作業をする姿を見て育ったのだと思います。
 バンコクの中産階級では、ここが欠けているように思われます。躾が出来ていないために何でも与えられるのが当然と思っている節がある一方で、中途半端に学校教育を受けているために自信過剰に陥り、考える教育を受けていないために問題解決が出来ないのでストレスが発生し、それに対する免疫がないためにさらにストレスが溜まるといった構造になるのでしょう。
 このことが、極めて短期間に進展したために譲り合いといった概念が薄いと思われます。
 多少教育レベルが低くても地方出身者の方が長期的にみれば、育て甲斐があると思われます。

負荷増大への対応

 仕事が増えました=社長の負荷が増えました。
目的目標のブレークダウン、役割の形成をどうするか
タイでは、極めて困難な課題です。ここにビジネスチャンスがあるとはいえ時間軸との戦いを考えると有機的に動ける人間がひとりどうしても必要です。

 ものを理解して考えられる人

 どの企業も悩んでいます。

おサルのお山にボスを作ります。
当面は全て自分でやります。
それしか、方法がありません。

一歩下がって全体を見る

昨日の続きです。
先方の経理担当者と話させました。いたく納得したようです。
ところで結論は
「この書類が必要です」
位置づけは
「・・・・・」
おかしい、どうしようもありません。
結局、本人が出陣するよりありません。
先方の経理責任者に電話します。
予想通り書類は不要でした。
「混乱させて申し訳ない」
つまり、先方の経理担当者も意味が分っていないのです。

構造的にモノを理解している人は末端にはいないのです。
当然といえば当然ですが、この落差が大きすぎるのが特徴です。

自社内だけでなく、社会全体がそうなっています。
少しでもレールからはずれた処理に対応出来ないのです。

肝に銘じなければいけないことは
 例外処理になってしまうと考えた時は、初めから自分で全てやること

苛々するだけで、時間も浪費します。

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